カート
「ところでナナハ。確認しておくけど、あにめ部ってアニメを作るクラブなんだよね?」
ナナハ
「うーん、どうだろ?ナナハはべつに、オリジナルなら、アニメじゃなくても、いいかも......」
カート
「ふ、不安だなぁ、部長(^ ^;;;)
マンガでもいいなら漫研があるし、実写映画は映研がとるだろうし、ボイスドラマは放送部の担当だから、ここはアニメ作るのを目標にしておこうよ。」
カートは「アニメを制作する」と、紙に書きました。
カート
「で、期限は決まってるね。嵐封祭(学園祭)が11月3日だから、それまでに1本、と」
ナナハ
「そうだねー、アニメつくれなかったら、部室没収だもんねー。。。」
カート
「ナナハ、作りたいののプロットとか設定とか、ないの?」
カート
「そっか、予想はしてたけど、ほんとに、何か作りたいってだけで、何もかんがえてないんだね、、、、orz」
ナナハ
「何もってことないもん!虹でもMADでもなくて、オリジナル作るんだって、決めてるもん!」
カート
「ナナハ。ジャンル名としてのオリジナルっていうのは、既存作品じゃ「ない」って意味だよね......。責難は成事にあらずっていうじゃないか@十二国記。表現したい何かが「ある」じゃないと、作品はつくれないよ......?」
カートは、B4の紙を取り出しました。
カート
「じゃ、ナナハの作りたい作品像をリサーチしてみようか。好きなのを作るんじゃないと、士気があがらないからね。ナナハの好きな話とかキャラとかシチュエーションとか、設定とか、何でもいいよ。思いついたの言ってみて。」
カート
「ふむふむ、銀髪、ね。すると、舞台はあんまし現代日本じゃなさそうだね」
ナナハ
「うん、ファンタジーで。銀髪美青年の、かっこいい剣士がいるの!」
カート
「ナナハ、.hack好きだったよね......背中に翼がはえてたら、バルムンクだね^^あ、あれは長髪じゃないか」
カート
「つまり本来の意味での「YA☆O☆I」ですね、わかります。やまなし、オチなし、いみなし。hahaha。同人らしくてイイネ」
カート
「じゃあ、あれかな。強大な闇の魔王の帝国の侵略に対し立ち向かう光の剣士がほげほげ」
カート
「で、ナナハ。そのお話のどこにオリジナルがあるの?」
ナナハ
「えーと、キャラの名前とか、世界の名前とか、技の名前とか......?」
カート
「......せめてテーマとか演出とか言おうよ。」
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