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CLIP STUDIO COORDINATE

QUMARIONを買った~わくわく開封編
QUMARIONを買った~どきどき接続編
CLIP STUDIO PAINT PROとQUMARION連携
QUMARIONと連携していないPOSE STUDIOの話
CLIP STUDIO ACTIONとQUMARION連携(静止編) の続きですが、
今回はQUMARIONは出てきません。:)

※記事を書いた時点での各ソフトのバージョンは、
CLIP STUDIO PAINT PRO 1.0.4 RC
CLIP STUDIO ACTION 0.9.1
CLIP STUDIO COORDINATE 0.9.1
POSE STUDIO 1.0.4
となっています。今後、ソフトの改良・仕様変更により、記事の内容と異なる動作になる可能性があります。



で、CLIP STUDIO COORDINATEなんだが

CLIP STUDIO COORDINATEは、c2fr形式という
3Dキャラクターのファイルを制作するためのソフトです。

※20130504追記
最新ver(1.0.1)では、キャラクターファイルの拡張子は.c2fcに変更になっています。

3Dパーツを組み合わせて、表情や髪型、服装等の差分のあるキャラクターが作れたりします。
(背景データも作れるらしいが、私は未着手)

基本的に3Dやらない私のなかでは、目下


3Dデッサン人形氏に武器を持たせるためのソフト


という位置づけになっています。


では、CLIP STUDIO COORDINATEを使って
デッサン人形氏に剣を持たせてみましょう。
今回使用する剣のデータはセルシス公式の素材サイトCLIPにアップされている
西洋刀(こちら)と日本刀(こちら)です。



CLIP STUDIO COORDINATEを起動します。

CLIP STUDIO COORDINATE起動

まだ誰もいません。


いつもの3Dデッサン人形を読み込みます。
CLIP STUDIO ACTIONの素材フォルダに居るclip_he.c2frさんです。
エクスプローラ等から中央のプレビューエリアにドラッグするか、clip_he.c2frをダブルクリックでも読み込むことが出来ます。

デッサン人形読み込み

とりあえず「シーン」から「ボーン」をオフにして「ライティング」をオンにしました。

ライティング

いつものあの人です。




まず、キャラクター情報を登録しておきましょうか

ここをクリックすると、枠がでてきますので......

このへんを


顔の所に持って行って、クリック

枠

OKボタンを押すと、

OK



顔アイコンが設定されました。

キャラクター情報

名前と身長も設定しておきましょう。




さて、ここまでは本筋とは関係ありません。:)




画面右のパレットに、このキャラクターが持っている3Dパーツのリストが表示されています。
現在、この人はボディパーツ1つしか持っていません。

パーツリスト


武器は「アクセサリ」パレットに追加していきますが、その前に、




このデフォルトポーズでは武器を持たせづらいので、剣を持ったポーズのpepをいくつか用意しておきます。
ポーズの編集はPOSE STUDIOやCLIP STUDIO ACTIONと似た感じなので
CLIP STUDIO COORDINATE上でポーズ付けしてもいいのですが
QUMARIONは対応していません


pepファイルを「ポーズ」パレットにドラッグします。

pep投入

パレット右下の+アイコンをクリックして読み込んでもOK


ちなみにこのpepも公式素材サイトCLIPから落としたものとかです。
A_剣道01 A_剣道02 O_刀を構える01
剣を掲げるは自作ね


チェックマークをクリックすると
プレビューエリアのモデルにポーズが適用されます。

ポーズとった

これですかねいちばん合わせやすそうなの。




次に、アクセサリパレットにアイテムを読み込みます。
アクセサリパレットを表示して、3Dのファイルをドラッグするか、
右下の+アイコンをクリックしてダイアログから開きます。

アイテム読み込み


名称未設定。
左上のチェックボックスをクリックしてアイテムを表示させます。

剣

足元に表示されます。

名称未設定のままでは複数読み込んだとき区別つきませんので
名前つけて写真とっときましょう
カメラアイコンをクリックして枠を表示、サムネイルをキャプチャ
手順は顔アイコンのときと同様

西洋刀

名前とアイコンと補足を設定しました。やる気がupします。





さて、アクセサリパーツをキャラクターに追随して動かすためには、
ボディパーツのいずれかのボーンを「アタッチ先」として設定する必要があります。
剣を手に持たせるためには、手のボーンに「アタッチ」します。

手はたくさんのボーンで構成されています。
どのボーンにアタッチすればいいかは、
持たせ方や武器の特性によって異なりますので、
どれが正解というのはありませんが、
握る武器ならだいたい掌に沿って配置するイメージで
righthandmiddle1_bb_ が適当かと思います。

「ボーン設定」パレットを表示し
「シーン」→「ボーン」でボーンを表示しておいて
ボーンをクリックすると、ボーン設定パレットでボーンの名前が確認できます。
righthandmiddle1_bb_とはこのボーンです。

righthandmiddle1_bb_



セルシス公式でDLできる「可動モデル作成ガイド」というpdfに
ボーン名の一覧が載っています。
「標準ボーン」が設定されたモデルなら同じ部位はボーン名同じですので
このpdfを見てもボーン名を確認できます。



「アクセサリ」パレットで設定したいアイテムを選択してから、
「配置」パレットを表示します。

配置パレット

アタッチ先はデフォルトでは__GroupRootとなっているかと思いますが、
これをrighthandmiddle1_bb_に変更します。

刺さる

位置の誤差が少なければ剣が刺さります。痛ぇ。


ここから移動・回転して手に持たせます。
いろんな角度で見ながら配置パレットのスライダーで調整します。
編集タイプは「マトリックス」に変更することもできます。

マトリックス



調整の結果、

完成?

こんなかんじ?

別の角度


別のポーズ。

別のポーズ
若干の違和感はありますが、
元々同じ握り方のポーズじゃないですし、ポーズとらせてから微調整するとか
そういう方向性で



これで剣が手に追随するようになりました。
同様に日本刀も設定。

日本刀

日本刀ポーズ

日本刀別ポーズ


この状態のキャラクターデータを、c2fr形式で保存しておきます。






さて、このc2frがPOSE STUDIOで読めればいいんですが、読めやしません。
このへんの連携の甘さがさすがセルシスです。
とっとと改善してくれ!!!!という念をとばしつつ
、とりあえずは

・c2frをCLIP STUDIO ACTIONで読み込んでそのつどpepを放り込んで閲覧
または
・CLIP STUDIO COORDINATEで閲覧、pepはc2frに含めておく(ただし別アングルが同時に見れる機能無し)

という手順を踏むことになろうかと思います。

CLIP STUDIO PAINTという選択肢もありますがデッサン人形の見栄えが(ry



CLIP STUDIO ACTIONでc2frを読み込みし、
pepをステージュビューにドラッグして閲覧したもの

CLIP STUDIO ACTION

左上のアイコンをクリックして、キャラクターの持つアクセサリを切り替えることができる。

CLIP STUDIO ACTION


CLIP STUDIO PAINT PROでc2frをキャンバスにドラッグし
ポーズ素材をドラッグしたもの

CLIP STUDIO ACTION

こっちもアクセサリ切り替えできます





CLIP STUDIO ACTIONとQUMARION連携(動画編)に続きます。(※執筆時期は未定です)


gyokuei / 20120902-1850

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