一人でアニメつくってます、と言うと、
「何でつくってんの?」「どうやってつくってんの?」と、訊かれます。
「だいたい、AfterEffectsですね、彩色はPhotoshopで背景には別のソフトを」
「AfterEffects...聞いたことあるけど、それ、ぷれみあとどう違うの?」
自分で映像作品作ろうと思わなければ、まず手を出さないであろうAfterEffects。
しかしこれ1本使いこなせればプロ並みのクオリティの作品が作れる(かもしれない)すごいソフトです。
そんなAfterEffectsでどうやってアニメを作るのか、まずは基本操作から。
●まずは起動。
「コンポジション→新規コンポジション」を選ぶ
ここで映像のフォーマットを決めます。
「幅」「高さ」で大きさ決定
「ピクセル縦横比」はこの段階では正方形ピクセルにしておきましょう。
「フレームレート」は1秒何コマにするかです。アニメなら普通24です。30でもOK。
「デュレーション」は映像の長さです。あとで調節できます。
ここで決めたもの(コンポジション設定)の変更は、タイムラインウインドウ(一番下に出てるウィンドウ)の右側、右向き▼をクリックで変更できます
この段階ではまだ映像のなかみは空っぽです。これに素材(フッテージ)を配置して、映像を作っていきます。
●素材の読み込みと配置
左上のウインドウが「プロジェクトウインドウ」です。
読み込んだ画像や音楽、映像などの素材(フッテージ)と
それをどう構成するかのデータ(コンポジション)が全部、そこに一覧表示されます。
プロジェクトウィンドウの下部メニューにある
フォルダアイコンをクリックして、フォルダを作りましょう。
エクスプローラのウィンドウ中で使う素材を全部選択して、作ったフォルダ名の上にドラッグ
読み込める素材はbmp、psd、wav、aviをはじめとしたいろんなファイルです。
もちろん「読み込み→ファイル」で読み込んでもOK
プロジェクトウィンドウに読み込まれた素材を選択、
タイムラインウィンドウにドラッグして配置します。
フォルダ名をドラッグするとフォルダの中身が全部いっぺんに配置できて便利
Photoshop形式のファイルはドラッグして読み込むとレイヤーが全部統合された状態で読み込まれますが、
「読み込み→ファイル」で「新規読み込み:コンポジション」を選ぶと、レイヤー構成もそのままでコンポジションとして読み込むことができます
で、タイムラインウインドウ上で、いろいろ編集します。
横軸が時間 縦軸がレイヤー
コマ毎に、どのレイヤーがどんな状態で表示(音なら、再生)されているか?
を決めていく作業と考えると、分かりやすいかと思います。
●動画書き出し
保存にはあらゆる形式が選べますが、
私はエンコードは別ソフトでやるので、この時点では無圧縮aviを選びます。
以上終了
という流れ。
音素材もフッテージとして読み込み、タイムライン上に配置します。
●で、どこがすごいの
・読み込めるファイルの種類がむちゃくちゃ多いです。
・photoshopのレイヤーがそのまま読み込める上に、レイヤー合成方法とか使えるフィルタも割とそのまま。
・大きなファイルを扱ってもあまり落ちません。
・えせ3Dもできます
他にもいろいろ。
詳しくは、いずれまた別記事で。
次に書いたページ 汎用背景その1・見上げた空
前に書いたページ 動画入り音楽CD【CD-Extra】をつくる
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