髪の毛の流れの加筆
髪の毛の流れを表現したい場合は、
塗りの段階ですべての毛を一本一本描き込もうとするのではなく、
塗りの段階では毛の束だったり帯状のかたまりを意識した描き込みにしておいて、最後に白っぽい色や明るい色で
筋を何本か描き込むと毛のサラサラ感が出ます。
やりすぎるとまとまりのない髪に見えるので、細い線で、すっと何本か引く感じで
主線より上にラスターレイヤーを追加して描き込みます。
目立ちすぎる場合はぼかしエアブラシで薄く消します。
白髪交じりの髪になってしまわないよう、加減が必要
今回の絵にはありませんが、
毛皮やファーの毛を描きたい場合も、髪の毛と同様、
塗りの段階ではまとまりを意識して描き込み、
あとから輪郭からはみだす毛を加筆するようにします。
毛以外でも、細かいレースやセーターなど、
細かいもの、複雑なもの、
輪郭が主線用ペンでは書きづらいようなもふもふしたもの
は、塗りまでの段階ではラフく描いておいて、この時点で加筆するようにします。
目の光の加筆
塗りの段階である程度上から描き込んでありますが
主線の色を変更したので、あらためて加筆や発光が必要なら追加します。
継ぎ目の加筆
金属の端部やパーティションの継ぎ目に
明るいハイライトで光らせたり、シャドウ色や黒でモールドを強調します。
ハイライトは主線にかぶるように描いた方がリアルになる場合もあります。
金属以外でも、形をくっきりさせたいものの輪郭や服のシワにハイライトを足して、形を強調します。
金属以外の物では、あまり明るい色にすると、金属っぽい光沢になってしまうので、色や入れすぎに注意が必要です。
この絵では塗りの段階ですでに描いてましたが、まあ、こういう部分
金属の発光
金銀宝石のアクセサリーやメカなどは、
加算(発光)レイヤーに謎の光を描き込むとらしくなります。
光の当たっている方向に描くのが原則ですが、リアルさというよりバランスとノリで光を置いていきます。
その他気になる部分があれば適宜加筆修正します。
よくやるのは、腕や脚の落ち影のミス
傾いた円柱の曲面に沿って、パースの円に準じた影を描かないと立体が崩壊します。
(それを理解した上で、2D的なバランスを優先して修正しないのもアリですが)
汚しや傷の表現が必要な場合もだいたいこの段階で入れています。
続きます。
gyokuei / 20130523-1754
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