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Wordをアウトラインプロセッサとして使う

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 Microsoft Word は、高度なアウトライン機能を持っています。
 使い慣れている方は、他のソフトに手を出す前にまず、Wordを試してみましょう。
 このページの解説では、Word 2003を使っています。


 Wordのアウトライン機能は、(OpenOffice.org Writerもそうですが)

 見出しの文字列を入力する→見出しにスタイルを設定する→アウトラインモードで表示する

 という流れが基本になります。


 1から文章を書き始めるときは、まず構成を考えて、見出しを列挙しましょう。
 長編小説の時は各話タイトル、論文や本の執筆なら章や段。
 列挙した見出しにスタイルを設定し、アウトライン表示して順番を入れ替えながら、
 本編を肉付けして書いていきます。


 五傑伝冒頭をWordで開きます
デフォ

 ほとんどの方が、Wordといったらこの表示しか使わないと思いますが、
 これは「印刷レイアウト」モードです。
表示

 おまけ
 昔からWordを使っている人には懐かしいかも知れない「下書き」モード
 見出しを設定してないテキストをアウトラインモードで見るとこうなる


見出しにスタイルを適用する

 テキストを開きます。表示モードはどれでもOK
 マウスでなぞってスタイルを適用したい見出しの文字を選択します。

 ツールバーの「スタイル」のリストボックスを開き、
 「見出し1」(もしくは、設定したい階層の見出し)をクリックします。
スタイル


 ワンクリックで手軽に設定できるのが、いいですね。


 「見出し1」(見出し2、3、...)を選択すると、
 自動的に階層がその深さに適用されますから、設定がラクでおすすめです。


 見出しの書体やフォントサイズは、あとから変更できます。
 「書式」→「スタイルと書式」をクリック
書式

 画面右の方に「スタイルと書式」ダイアログが開きますので
 「適用する書式の選択」リストから変更したいものを右クリックして「変更」を選択します。
スタイルと書式
 書式を設定して「OK」をクリックすると、
 そのスタイルを適用しているすべての文字列に書式が反映されます。
スタイルの変更

 スタイルを設定した文字列にカーソルを合わせると、
 ツールバーにスタイル名、書式情報が表示されます。
スタイル情報


アウトラインモードで表示する

 見出しにスタイルを適用したら、アウトラインモードで表示してみましょう。
 「表示」→「アウトライン」をクリック
表示

 すると、こんなかんじに表示されます。
アウトライン表示


 見出しの前にこんな形 + のアウトライン記号がついている場合、
 記号をダブルクリックすることで、その項目の本文を折り畳んだり展開したりできます。
 本文を折り畳んだところ
折りたたんだ


 指定したレベルより上の階層だけ表示し、あとは全部折り畳む、ということも可能
 これ便利
 ツールバーの「レベルの表示」で、表示したいレベルを指定
レベルの表示

 1レベルの見出しだけ表示された
1レベルのみ



Word でのアウトラインの編集の特徴

 見出しをドラッグしてセクションごとの入れ替えが可能です。
入れ替え中
 見出しレベルを変更するには、見出し文字列を選択し、ツールバーの左のほうのボタンやメニューをいじります。
ツールバー

 Word では、本文にも改行位置ごとにアウトライン記号がついています。
 ツールバーの「1行目のみ表示」ボタンをクリックすると、見かけ上の1行目のみ表示してあとは隠してくれます。行ごとの入れ替えも可能です。
1行目のみ表示

 私の文のように改行が多いとたいしてメリットを感じませんが、
 論文など、一文が長い文章を書く際には役に立ちそうですね。

 アウトラインモードを使った論文の書き方をわかりやすく解説したページがあったのでご紹介しておきます。
 Mactopia Japan : Wordでスイスイ論文の達人 「書きたい」から「書ける」ようになる6つのこと

見出しマップを表示する

 別ウィンドウに見出しだけのリストを表示することもできます。
 これを Word では見出しマップと呼びます。
 見出しマップではアウトラインの編集はできませんが、
 「見出しマップ」上の見出しをクリックして本文の該当位置へジャンプできます。
 むしろアウトラインモード以外での編集時に一緒に表示しておくと便利だと思います。

 「表示」→「見出しマップ」
見出しマップ

 ツリー状の「見出しマップ」が表示されました。
見出しマップ表示


目次を作成する(おまけ)

 Wordでは、見出しを設定しておくと、ページ数を自動的に調べて目次を作成してくれます。

 まず、目次用に新しいページを作成しておきます。
 文書の先頭に目次を作成したい場合は、
 先頭にカーソルを合わせてから [Ctrl + Enter] を押して改ページします。
 文末に作成したい場合は文末で [Ctrl + Enter] を押してください。

 メニューから「挿入」→[参照]→[索引と目次]をクリックします。
挿入

 「索引と目次」ダイアログの「目次」タブをクリックします。
 「書式」から目次のデザインを選び、「OK」をクリックします。
目次

 こんな目次が作成されます。
作成された目次


 [Ctrl] を押しながら目次上をクリックすると、本文中の該当箇所にジャンプできます。


 見出しやページ数に変更があった場合、目次は自動的には反映されません。
 更新作業を行う必要があります。

 目次上を1回クリックし、[F9]を押すか、「右クリック」→「フィールドの更新」をクリックします。
フィールド更新

 すると、「目次の更新」ダイアログが出ますので、項目を選択して「OK」をクリックします。
目次の更新


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gyokuei / 20070524-0105

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