OpenOffice.org Writer は、Microsoft wordと互換性があるワープロソフトです。
※2013年5月5日追記
色々な経緯があって、現在、Apache OpenOfficeとLibreOfficeの2つの流派に分裂しているようなのですが、とりあえず下記の記事はそのまま残しておきます。今私が使っているのはApache OpenOffice3.4.1なのですが、アウトラインプロセッサとしての機能はほぼ以下の記事の通りであることを確認しました。
OpenOffice.org の導入方法は、こちらのページをご覧下さい。
見出しにスタイルを適用する
OpenOffice.org Writerはワープロ機能メインのソフトで、
まず文章を書いてから、見出しにスタイルを適用していく、という
清書用ソフトとしての使い方が一般的です。
見出しにスタイルを適用する方法を解説します。
「書式」→「スタイルと書式」をクリック
または「スタイルと書式」ボタンをクリック
「スタイルと書式」ウィンドウが開きます。
見出しにしたい文字列を選択してから、
「スタイルと書式」ウィンドウの「見出し1」をダブルクリックします。
同様に、「見出し2」をダブルクリックしたところ
見出しのフォントや文字の大きさ、色などを変更したい場合は、
「スタイルと書式」ウィンドウ上で変更したい見出しを右クリック→「変更」
「フォント」でフォントの種類や大きさ、「フォント効果」で色などの設定が変更できます。
ここで設定を変更すると、変更したスタイルを適用しているすべての見出しの見栄えが変わります。
見出しには、自動的に番号を振ったりアルファベットを割り当てたりできます。
アウトライン機能を使ってみる
OpenOffice.org Writer でアウトラインを表示するには、「ナビゲーター」ウィンドウを使います。
「編集」→「ナビゲーター」をクリック
※2013年5月5日追記
Apache OpenOffice3.4.1では、「表示」→「ナビゲータ」です
またはツールバー上の「ナビゲーター」ボタンをクリック
すると、「ナビゲーター」ウィンドウが表示されます。
「見出し」の前の

をクリックすると、見出しのアウトラインが表示されます。
「コンテンツビュー」ボタン

をクリックすると、見出しのツリーだけが表示されます。
「ナビゲーター」ウィンドウ内では、
見出しをダブルクリックして本文をジャンプさせたり、
「コンテンツビュー」モードでは見出しをドラッグして順序を入れ替えることもできます。
上図の赤い枠で囲まれた4つのボタンは、左上から
「章を格上げする」「章を格下げする」「レベルを格上げする」「レベルを格下げする」
ボタンで、見出しの表示順と階層を変更することができます。
このボタンは、コンテンツビューがオフのときも有効です。
目次作成機能(おまけ)
見出しが設定してあると、
本文中に、ページ数を自動的に計算した目次が作成できます。
1ページ目に目次を作成する場合、
まず、文書の頭にカーソルをもってきて、[Ctrl + Enter](改ページ)
新しく挿入されたページの頭に、カーソルをあわせます。
その状態で、
「挿入」→「目次と索引」→「目次と索引」をクリック
目次の設定。これでよければ「OK」をクリック
目次がこんなふうに挿入されます。
本文の編集によって見出しやページ数に変更があった場合は、
目次上で右クリック→「目次/表の更新」をクリックします。