アニメカラーチャート
2006.06.22 21:13:23 , Posted
2009.06.14 11:38:09 , Update by Gyokuei
アニメの色で絵を描きたい方に

ひとむかし前までは、アニメの動画は透明なシート(セル)に線画をトレスして、アニメカラーという絵の具で色を塗って、それをフィルムで撮影して仕上げるものでした。
セルに描く部分、つまり人物やロボット等の動画部分には、アニメカラーにある色しか使えませんでした。
彩色に渡される色指定は、白黒で、アニメカラーの番号が振ってありました。今なら、カラーコピーがコンビニでもとれますが、昔はそんなものはありませんでしたから、線画に色番号での指定です。
今では色指定は直接設定画に塗られていますから、スポイトツールで拾ってバケツツール1クリックでOKです。
たまーに、古い作品でデジタル色指定がない場合には、昔の指定とアニメカラーのカラーチャートが渡される、こともあります。
指定のほうもコンピュータ上で扱える色すべてが使用OKです。
正確にはTVスケールとか、ポケモンショックで有名になったようなああいう問題がありますが、とにかくカラーパレットの時代からフルカラーの時代になったわけです。
そういうわけで今作られてるアニメには微妙な色がたくさん使われています。
が、選択肢が多ければいいというものでもありません。デジタル化初期の頃は、頭をかかえて、色彩検定受けなきゃいけないのかなぁ、と嘆息する方々がたくさん居ました。
色の専門家のはずの人たちが、なぜ困っていたのか?
それはアニメカラーのカラーチャートを見てみればわかります。
アニメカラーでなくても、アナログ画材をお使いの方ならおわかりでしょう。
画材には色系統ごとに番号が振ってあって、同系色の薄い色がハイライト、濃い色が影、というように同系色の番号の違うものを使えばよかったりするのです。
色の濃さが1系統につき数段階に限られているので、どれかを使えばそれらしい色に決まります。
ところがデジタル色指定では無限の選択肢がありますので、自分でどのくらいの濃さにするか決めなければなりません。ボカシのある絵なら微調整もききますが、アニメ絵だとぱっきり適正な数値にしないといけない。
今、そういう点で困っているという話は全然聞かなくなりましたが、それは色指定の人が色彩学を勉強して覚醒したから......では、ないと思います。
アニメカラーの色をデジタル化したのを使えばいい、ということに皆すぐ気づいたからです。
アニメカラーのカラーチャートをそのまま使っているところは今では少ないと思いますが、私のように原色アニメ万歳、な復古主義者にはなんとしても欲しいアイテムかと思います。
なにせ、アニメっぽい......というより
アニメそのものの色が指定できるのですから!
ぐぐってみたところ、アニメカラーの色の値を正しく測定して公開しているすばらしいサイトがありましたので、そちらの数値を使用させていただいて、カラーチャートを作成いたしました。
Photoshop用カラーパレット(.aco)とbmp画像です。
bmp画像の方は、
画像ソフトで開いてスポイトツールで色を拾ってご利用下さい。
ダウンロード(bmpをlzh圧縮、144k)
プレビュー(フルカラーpng ver.)
注意
- カラーチャートの画像作成者は玉英です。現在 ver.0 、随時改善予定
- アニメカラーの番号/色データは、ねこまたやさんのアニメカラー測定データなどを参考にしました。データは太陽色彩さんのアニメカラーで測定されている模様です。
色データを直接数値で入力したい場合は、私の画像から拾うのではなく、リンク先のサイトを参照することをおすすめします。
- このカラーチャートは、デジタル彩色において「絵にアニメっぽい色を塗る」ことを目的に作成したものです。
セル画を撮影した状態の色と100%同じ保証はありません。また、元データとも多少色が異なる場合があります。
- カラーチャート中、「R75」という色が2つあるとのご指摘をいただきました。元データどおりの名前で記載しております。名前は同じですがデータ上は別の色です。次のverでは別名に修正する予定です。
- 加工、再配布などは自由ですが、再配布の際には元データの配布元のねこまたやさんに敬意を払うのを忘れずに。
その他、色見本に関するサイト
使用例
※旧コンテンツから流用なので、旧カラーパレットを使用
実際にアニメカラーのパレットを適用して塗ってみたのが、この幻想勇者ヴェイティアスのイラストです。ガオガイガーのフィルムブックやブレイブサーガの攻略本を眺めながら、勇者シリーズで使ってる色はたぶんこれとこれ、というのを選んで塗ってみました。
もっとも、デジタル彩色のいいところは、そのカラーパレットに縛られない、というところなわけですが。基本をマスターしてから、カスタマイズしていくといいのではないでしょうか。
主人公の色決めの変遷

裕馬君は当初、白ラン風にしようと思ったら、ライバル......ていうか、ホスト...?(滝汗)

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