アニメの作り方 概要その1:アニメ制作はマラソンである

個人/自主制作アニメを作る上で一番必要なものは何でしょう。
画力?独創的なアイディア?映像の構成力?


違います。

それは、1本の作品を完成させる、持続力です。


1枚のイラストを描く作業が短距離走だとすると、アニメ制作はマラソンです。
ちょっと速く走れても、42.195km完走できなければ意味がありません。
まず、完走することを考えなければなりません。走りきれたら、そこで初めて、もっと速く走る方法を考える余裕ができます。


1つのレースを走りきる=1本の作品を完成させるためには、制作前、あるいは制作中常に、次の2つのことを、何となくでも考えている必要があります。

◆1つ目は、ペース配分を考えて作業をするということです。
アニメ作品は、作業量が膨大なので、漠然と「つくりたいなぁ」と考えているだけでは絶対に完成しません。
それまでの道筋、ペース配分を具体化する必要があります。まずは予定をたてましょう。
 ・××日までに脚本、××日までに絵コンテ、××日までに作画を上げる、といったスケジューリング。
 ・作品の長さ。(作業量と直結します)
 ・プロット、脚本、絵コンテなど。キャラクターの行動や物語の方向性、描写の方向性がわかるものをつくる。
この3つは必ず作業をはじめる前に決めてください。
作業途中で変更してもかまいません。とりあえず基準となる枠がないと、どう予定を外れたかも把握できなくなります。

◆2つ目は、途中のどんな作業も、あなたの頭の中にある、なにか伝えたいことを形にするための作業であるということ、そしてその形とは、アニメ作品、映像であるということを忘れないようにすることです。
私の場合、もと小説書きだったので、プロット・脚本段階で気合をいれてしまって文章自体で完結した表現にしてしまう癖があります。
結果、プロットで表現したかったものと完成したアニメ作品の面白さが比例しないのです。
プロの脚本家ならともかく、我々のしたいのはアニメを作ることなので、プロットや脚本は、あくまでアニメづくりのための補助として書きましょう。
他の作業もそうです。アニメという最終形態を作り上げる為に必要ないとわかったら、切り捨てるという選択肢も、ありです。


次回は、実際にアニメ制作にはどんな作業が必要か、を見ていきます。

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